雇用保険のメリット・デメリットとは?
雇用保険加入について、アルバイトやパート労働者の場合には、その加入条件に自らの労働条件を適用させるかどうか、自分で調整することが可能です。自分の労働条件を雇用保険適用範囲にしようかどうしようか迷っているという方へ、雇用保険のメリット・デメリットを解説します!
雇用保険のメリット
条件を満たすことでさまざまな給付金を受給出来る
退職理由が自己都合・会社都合のどちらでも、加入期間や年齢等の条件が合えば、失業手当を始めとするさまざまな給付金を受給することが出来ます。もし離職を考えている場合には、条件や給付される期間・金額を事前に確認しておくと良いかもしれません。
一定の期間ではあるが、給付金による収入が保証される
これからの求職活動をスムーズに行うためにも、ある一定の収入が保証されることは大変助かりますね。
雇用保険のデメリット
雇用保険料を支払う必要がある
数百円ではありますが、雇用保険料を毎月支払うことになります。金額的にはそれほど大きな負担ではないものの、労働者の意思に関係なく、大抵は給与から天引きされる形となります。
失業手当受給のためには指定回数の就職活動実績が必要
失業手当は再就職の意志がある人を応援するための給付金ですので、就職活動を実際に行っているという証拠を示す必要があります。具体的にはハローワークでの求職活動・履歴書送付・面接等を、受給資格認定日までに指定回数分行っておかないと、失業保険を受け取ることが出来ません。ペース配分をハローワークに指定される形となりますが、相互扶助システムと考えれば仕方のないことだと言えますね。