雇用保険に適用される被保険者の範囲(種類)とは?

雇用保険適用事業者の下で雇用されている労働者で、その雇用形態・年齢といったいくつかの事柄により、雇用保険被保険者として以下の4種類に分けられます。自分の労働条件はどれに当てはまるのか、把握しておきましょう。

一般被保険者
年齢65歳未満で、先述した加入条件(所定労働時間数20時間以上/1週・雇用見込み日数31日以上)を満たす雇用保険被保険者。パート・アルバイト・派遣社員の場合でも、加入条件を満たせば一般被保険者に分類されます。

高年齢被保険者
65歳以上で、上記加入条件を満たす労働者。

短期雇用特例被保険者
季節に大きく影響される業種等で、雇用期間が1年のうち4ヶ月以内で、所定労働時間数20時間以上30時間未満の労働者。雇用期間が4ヶ月超となった場合は、1年を超えた時点で一般被保険者(もしくは高年齢被保険者)となります。

日雇労働被保険者
日雇い(または雇用期間30日以内)で雇用される労働者。

雇用保険で受けられる手当て・給付にはどんなものがあるの?

労働者に万が一の事があった時の保障である雇用保険では、さまざまなケースに応じて手当や給付金が支給されます。もし労働環境でリスクが生じた場合には慌ててしまうことが多いですので、どんな手当があるのか前もってぜひ知っておくことをお勧めします。