雇用保険被保険者資格取得届の書き方
ハローワークもしくはハローワークサイトで申請用紙を手に入れたら、次はいよいよ記入です。初めてで難しそうだと感じている雇用主の方へ、申請用紙を半分に分けて、項目毎に一般的な記入の仕方を分かりやすく説明していきます!
雇用保険被保険者資格取得届記入例を引用:厚生労働省
雇用保険被保険者資格取得届上部の記入のし方
オレンジ色で印を付けたところが、雇用主による記入箇所で、鉛筆もしくはシャープペンシルで記入していきます。
①個人番号・・・マイナンバー
②被保険者番号・・・被保険者番号があれば記入
③取得区分・・・被保険者番号を持っていなければ1(新規)
④被保険者氏名・・・カタカナは被保険者証の通り(姓と名の間は1マス空ける)
⑥性別
⑦生年月日
⑧事業所番号・・・あなたの会社の雇用保険事業所番号
⑨被保険者となったことの原因・・・1:新規雇用、2:被保険者番号所持で新規雇用、3:途中から労働条件が雇用保険加入条件を満たした日雇従業員、4:従業員が居て新たに適用事業設置完了した、8:65歳以上の従業員が出向元へ復帰
⑩賃金・・・月額賃金の支払い総額千円単位(千円未満は四捨五入)で記入、時給の場合は月額に換算
⑪資格取得年月日・・・入社年月日(試用・研修期間中も含める)
⑫雇用形態・・・2:登録型派遣、3:短時間労働者(パート)、4:有期契約労働者、7:正社員や常用型派遣
⑬職種・・・1:管理的職業、2:専門的技術的職業(研究者、看護師、公認会計士等専門家)、3:事務職、4:販売業、5:サービス業、6:保安業、7:農業・林業・漁業、8:生産工程の職業、9:輸送・機械運転の職業、10:建設業・採掘業、11:運搬・清掃・包装等の職業
⑭就職経路
⑮1週間の所定労働時間・・・入社日時点で計算
⑯契約期間の定め
・事業所名・・・正式名称を記入、備考欄は⑨で4を選んだ場合の詳細記入で利用
次は申請用紙下部の説明に移ります。ここまで来ればあと一息です!
雇用保険被保険者資格取得届下部の記入のし方
項目17~26は、被保険者となる従業員が外国人の場合にのみ記入します。残りは以下の項目を埋めましょう。
・事業主・・・事業主の住所、正式名称もしくは代表者の氏名、電話番号、社印
・提出する日の日付
以上で雇用保険被保険者資格取得届の記入は完了となります!記入の際に気を付けたいポイントとしては、文字が枠からはみ出ないように、カタカナの濁点は1枠として扱う、被保険者証氏名の変更の際には項目5も記入、月日は4桁で記入、などです。書く箇所が多いように感じるかもしれませんが、一つ一つの項目をこなしていくにつれ、意外とあっという間に書けてしまいますよ!