雇用保険被保険者資格取得届とは?

雇用保険について、今度は雇用主側から見たさまざまな有益情報を解説してみたいと思います。事業で労働者を雇い始めたら、まずやることはハローワークへの雇用保険の適用事業者設置届、その次に提出しなければならないのが「雇用保険被保険者資格取得届」です。雇用保険適用事業者設置届は提出完了したものの、雇用保険被保険者資格取得届はまだという雇用主の方へ、一体どのようなものなのか、どうやって提出するのかといった基本的に知っておきたい情報を解説します!

雇用保険被保険者資格取得届は従業員の雇用保険加入に必須の手続き
雇用保険被保険者資格取得届とは、あなたの会社で働いているもしくは働くことになった従業員が雇用保険加入条件を満たした時、雇用保険被保険者となる資格があるということを国に報告し、従業員を雇用保険へと加入させる手続きです。雇用保険被保険者資格取得届の提出は、雇用日~翌月10日までの間にもよりのハローワークにて「雇用主」が行います。これは義務でもありますので、忘れずにきちんと提出しなければなりません。

雇用保険被保険者資格取得届の提出についてのポイント!
雇用保険被保険者資格取得届について知っておきたいポイントは、

・用紙はハローワークもしくはハローワークのサイトにて入手可能
・記入は鉛筆またはシャープペンシルで
・原則として添付書類は不要(必要な場合はハローワークより指示が出ます)
・提出方法はハローワークへ直接持参、郵送、電子申請システムの3通り
・郵送の場合は記録の残る特定記録郵便、簡易書留または宅配便を利用し、返信用封筒(簡易書留料金分切手添付)を同封する
となります。雇用保険被保険者資格取得届の用紙は機械読み込み処理となりますので、記入する際汚さないように気を付けましょう。鉛筆書きですので、間違えても消せるのは助かりますね!