離職票が届かないと失業保険の手続きは出来ない?

離職票は失業保険給付申請には必須の書類の一つですので、離職者が滞りなく申請することが出来るように、会社は従業員の退職後10日前後には退職者へと郵送することになっています。ところが退職後2週間を過ぎてもなかなか手元にやってこないということも。そんな時はどうすれば良いのでしょうか?

離職票が無くても失業保険の仮手続きは可能!
本来は、失業手当の申請に離職票は提出必須の書類ではありますが、もし無い場合でも失業保険の「仮手続き」であれば行うことが出来ます!無収入の期間が長くなってしまうと、求職生活に支障をきたしますので、もし離職票が届かない場合には仮手続きを進めましょう。

離職票無しでの失業保険仮手続きの方法
仮手続きを行うにも期間が決まっていて、退職した日を0日目と数え、12日目以降であれば仮手続きに入ることが出来るとのことです。仮手続き時に必要なものは、

・証明写真(3cm×2.5cm)×2枚
・通帳もしくはキャッシュカード(外資系金融機関・ネットバンクを除く)
・個人番号確認書類(マイナンバーカード等)

です。離職票は認定日までに揃えておくことが条件となっていますので、それまでに用意しておいて下さい。

前会社へ連絡せずに離職票を手に入れる方法もあり
退職後に離職票がなかなか手元に届かない時は、前会社に連絡を取るのが基本ではありますが、さまざまな理由により連絡を取り辛いという方もいるかもしれません。また、何度連絡をしても郵送されてこないということも。あくまでも一案ということで、この方法で必ずしも離職票の再発行をして貰えるとは限りませんが、こんな事態に陥った方の中には「ハローワークへ赴き、自分が離職票を紛失しました」と相談し、本人紛失ならばと離職票の再発行に漕ぎ着けたという人もいるようです。