雇用保険被保険者証についての疑問あれこれを徹底解説!

離職後に失業保険を貰ったり、教育訓練給付金を申請したりと、雇用保険被保険者証が必要な場面は意外とあるようですね。そんな時に焦らないためにも、Q&A形式で雇用保険被保険者証に関するさまざまな情報をゲットしておきましょう!

Q:いつ誰から貰えるの?通常は誰が保管しているの?

A:最初に就職した会社が保管していることが多く、退職時に貰える
雇用保険被保険者証は、本来は加入者本人が所有するものとされていますが、最初に就職した雇用先がハローワークに雇用保険の加入を申請してくれますので、そのまま会社保管となっていることが多いです。その場合には、加入者の退職時に離職票と共に貰えます。

Q:アルバイトでも貰うことが出来るの?

A:労働条件次第で貰うことは可能です
雇用形態に関係なく、週所定労働時間数20時間以上・雇用日数31日以上という条件を満たしていれば、雇用保険への加入義務が発生しますので、雇用保険被保険者証を貰うことが出来ます。

Q:雇用保険被保険者証に有効期限はあるの?

A:退職し再就職せずに7年経過すると、雇用保険番号が抹消されます
基本的には再就職をしても雇用保険番号は継続されますが、雇用保険適用とならない状態が退職から7年間続いた場合には、ハローワークのデータ上からこの番号は抹消されてしまいます。その後に再就職し雇用保険加入となった際には、新しい番号が割り当てられ、新雇用保険被保険者証も発行されることになります。

Q:雇用保険被保険者証には何が書いてあるの?

A:事業者・加入者の情報等が書かれています
雇用保険被保険者証の表には、雇い主である事業者番号・事業所名称と、裏には加入者の被保険者番号・氏名・生年月日等が書かれています。事業者番号とは雇用保険適用事業所設置の手続きをした時に交付された番号、事業所名称とは事業所の正式な名称となります。失業保険給付申請の際これらの表記に間違いが見つかると、手続きがスムーズに進みませんので、雇用保険被保険者証を受け取ったらきちんと確認しておきましょう。